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【社会保険制度】

さて、皆さんの中には民間の医療保険をしっかりと準備されている方も多いと思います。

なぜ?医療保険に加入されましたか?

という問いに、入院した時の経済的安心を!という方が多いと思います。

生命保険も同じです。万が一の時の経済的安心を!と考えているはずです。

ちなみに日本人の生命保険加入率は9割になります。

これはどこの国を見ても高い加入率となっています。

では、医療保険にしろ、生命保険にしろ、どれだけ準備していれば安心できるのでしょうか?

それを考えるためには、公的な社会保険制度をしっかりと理解する必要があります。

また、保険料を安くしたいとお考えの方はなおさらです。

なぜならば、すでにお給料の多くを社会保障という名で自動的に払っているからです。

例えば月々30万円のお給料をもらっている方は

そのうちの15%が社会保険料として引かれ、所得税や住民税を加えると25%

お給料の1/4が自動的に使えないお金となっています。

そう考えるとしっかりと理解しておかないと!と思いませんか?

なによりも社会保障は知っていなければいざという時の請求ができません。

人生のリスクの基本部分を支えるのが社会保険

社会保険でカバーしきれない部分を民間保険が補完するという考え方が分かりやすいと思います。

次回は社会保険の中でも身近な医療保険制度について書きたいと思います。  


【公的保険と民間保険の違い2】

公的保険と民間保険の一番の違い!

これは支え手です。

公的保険は強制加入であり財政方式は賦課方式(ふかほうしき)

民間保険は任意加入であり積立方式

◆賦課方式とは

働く現在現役の人が払い込んだお金を

現在の高齢者に支給する仕組みを言います。

ちなみに公的年金について

1965年頃

65歳以上1人に対して現役(20~64歳)は9.1人が支えていました。

少子高齢化の今

2012年頃

65歳以上1人に対して現役は2.4人

このままいくと

2050年頃は

65歳以上1人に対して現役は1.2人

この数字・・・結構怖いと思いませんか?

2050年、高齢者1人の年金を現役1人が負担・・・月々数十万円・・・

この賦課方式は同じ時間軸に支え手がいれば

終身保障が実現でき、インフレなどに強いというメリットがあります。

しかしながら

支え手が減少し、受け手が増加すると・・・

支えての負担が増加し、受け手の支給は減少する・・・

一方民間保険は積立て方式ですので

自分の希望で給付を自由に設計でき

自分の将来のために自分で計画的に予定が組める。

そんなメリットがあります。

インフレには弱いと思いますが・・・

公的保険も民間保険も目的は一緒ですが支え方が違う

人生におけるリスクは共通していますので

支え方の違うものをうまく活用して両方しっかり備える事が重要ですね。
  


【公的保険と民間保険の違い1】

公的保険とは・・・

いわゆる社会保障と言われる部分で

健康保険や介護保険、雇用保険や年金保険などをさします。

年齢にもよりますが、病院へ行って窓口で3割負担で済んでいるのは

健康保険が日本にはあるからですね。

一方、民間保険とは・・・

保険会社から加入する保険商品をさします。

テレビや雑誌、保険営業マンやレディーなど

最近では銀行やクレジットカードなどにも自動付帯していますね。


さて、

皆さんはこの「ほけん」についてしっかりと理解していますか?

情報化社会になり、民間の保険について理解を深めている人は実は多くなっています。

しかし・・・

その前に

公的保険についてはどうですか?

これはお給料をもらっている人であれば自動的に毎月保険料が引かれていますよね。

また消費税などからも保険料として充てられているんです!!

民間の保険は自分の意思で保険料を決めて加入しますので

まぁ納得している部分もあると思いますが、

公的保険に関しては強制なんです。

次回はこの公的保険と民間保険の仕組みをもう少し詳しく解説したいと思います。