【公的保険と民間保険の違い2】

公的保険と民間保険の一番の違い!

これは支え手です。

公的保険は強制加入であり財政方式は賦課方式(ふかほうしき)

民間保険は任意加入であり積立方式

◆賦課方式とは

働く現在現役の人が払い込んだお金を

現在の高齢者に支給する仕組みを言います。

ちなみに公的年金について

1965年頃

65歳以上1人に対して現役(20~64歳)は9.1人が支えていました。

少子高齢化の今

2012年頃

65歳以上1人に対して現役は2.4人

このままいくと

2050年頃は

65歳以上1人に対して現役は1.2人

この数字・・・結構怖いと思いませんか?

2050年、高齢者1人の年金を現役1人が負担・・・月々数十万円・・・

この賦課方式は同じ時間軸に支え手がいれば

終身保障が実現でき、インフレなどに強いというメリットがあります。

しかしながら

支え手が減少し、受け手が増加すると・・・

支えての負担が増加し、受け手の支給は減少する・・・

一方民間保険は積立て方式ですので

自分の希望で給付を自由に設計でき

自分の将来のために自分で計画的に予定が組める。

そんなメリットがあります。

インフレには弱いと思いますが・・・

公的保険も民間保険も目的は一緒ですが支え方が違う

人生におけるリスクは共通していますので

支え方の違うものをうまく活用して両方しっかり備える事が重要ですね。


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